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想い出のパーティ-flyer

最後の最後は、わたくし(nickcage) が、たぶん
一生忘れえないであろう
(個人的・極私的な)メモラブル・パーティの数々のフライアを
一挙ご紹介……


一瞥されてお判りのよう、
DJ: Paul Oakenfold (the most famous DJ in the world) ,
Live & DJ: Man With No Name.
Support DJ: from Extasia (aka. DJ YODA)
という、97年冬、渋谷on air EAST で実現した、奇跡のような一夜……
もう(今では)こんなセットを聞けることは(日本では)叶わないだろうなぁ....
すべてにおいてあれほど“アガった”パーティは
後にも先にも無かったですわい(感無量)



「ヨーロッパのRave Sceneから生まれ発展していった
German Trance、現在Goa, UK, そしてNU-ERGと
多様な展開を見せるTrance Sceneであるが、
そこにはやはりGerman Tranceの影響を否定することはできない。
bounceでは、熱狂的な初期のGerman Tranceファンのために
"Early German Trance Night"の開催を決定!!
DJには、日本のGerman Tranceの草分け的存在のDJ Toby!!
そして、あの伝説のTrance Party "Odyssey"のレジデント、
DJ NEMESIS(aka DJ MAYURI)が一晩限りの復活を果たす!!」

(フライア裏より……)
そんなわけで、German Tranceファン号泣の一夜。
Early German Tranceといいながら、
Juno ReactorやHallucinogenやMan with〜あたりも
かかったような気が...(それがまたいいんだよな!)



先の
幻パーティFlyer でも触れた、
Night & Dawn presents によるスペシャル・パーティ……“Spiritual Healing”
はい、そうです! (この題名で目ざといひとはピピンと来たでしょうが)
かのMuses RaptことJuan VerderaさんがIbizaからわざわざ この1夜のために来日してくださって
(とても末期ガンから回復したとは思えない)ドカチン風ガタイで
狭苦しいDJブースの中で暴れまくりながら、泣き泣きの泣きトランスを
ひたすらかけ続けてくれました。生涯で(Man With No Name.に次いで)
二度目にあげられたパーティ(これまた感無量....)
台風直後のなか、あのパーティを体験できたひとはとても幸福だと思います。



最後の最後にオマケ・フライアを……
これは98年の夏、かの東京大学駒場キャンパス内の
学生食堂で行われた(世にも珍しい?)東大ゴアパーティのフライア
(そんな題名じゃなく正式には、
Harvestmoon & MMK prsents
PSYCHEDELIC TRIBAL TRANCE 1998
が、正式タイトルのようですが)
死ぬほど暑い真夏の夜、必死こいて会場の駒寮奥に行ったら
そこには(エアコン設備のない)大学の講堂跡地にブラックライトが……
そしてチルアウトスペースは、ただの外
(それも「守衛がくる時は中に隠れてくれ!と言われた」)

……とまあ、それだけじゃ妙な意味での「想い出パーティ」になりそうですが、
そればかりではなく、このパーティをきっかけに出会ったお友達とかも
色々いるわけで、後々になってみるとパーティとは、
ただただ出し物や施設が充実しているばかりではなく、
一期一会みたいな場としても、大切なものだよなぁーと、しみじみ感じた次第です。




そして……ここをご覧のみなさまにおかれましても、
数多くの「メモラブル・パーティ」に遭遇しますように願いつつ、
この「フライア・ギャラリー」を締めくくらせていただきましょう。

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